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薬剤師が資格を活かして転職できる他の職種は?
薬剤師は薬に関する知識はもちろん、薬事法の知識や高いコミュニケーション能力を持っています。これらのスキルは多くの分野で必要とされ、キャリアの選択肢は多岐にわたります。
特に、医療従事者や患者の医療ニーズに対する経験や考え方、臨床現場での経験など、薬剤師のスキルは医療関連企業にとって大きな魅力となっているようです。
まずは、資格が活かせる製薬関連の職種を見てみましょう。
CRC(治験コーディネーター)
医薬品の開発試験である治験をサポートするのが治験コーディネーターです。
臨床開発モニター
製薬会社側から治験に携わるのが臨床開発モニターです。治験関連資料の作成、医療機関や医師の選定、臨床試験のモニタリング、CRF(症例報告書)のチェック、原資料(カルテ)とCRFの照合、有害事象の報告などを行います。
MR(医薬情報担当者)
MRは、自社の医薬品情報を中心に、医療関係者に疾患や治療に関する情報を提供するのが主な仕事です。
コールセンター
医師や薬剤師、看護師などの医療従事者から、電話で医薬品に関する問い合わせを受けるコールセンター。医薬品の使用方法、用法・用量、併用可否、有効性・安全性・安定性情報、治療方法、保険適用など、さまざまな問い合わせに対応します。
研究職
医薬品の研究職は、動物や細胞を用いて医薬品の候補を研究します。化合物を合成し、薬の候補を選び、細胞や動物で有効性や安全性を確認します。
薬剤師の転職年齢のパターンとそれぞれのメリット・デメリット

薬剤師として転職する場合、それぞれの年齢にメリット・デメリットがあります。ここでは、「若手」「中堅」「ベテラン」の3パターンについて、転職年齢ごとのメリット・デメリットをご紹介します。
若手(20代~30代前半)
20代~30代前半は、いわゆる「第二新卒」の採用ニーズがあり、長期的なキャリア形成が可能な年代であるため、転職の選択肢は比較的広いです。
ただし、前職での勤続期間があまりに短いと、採用担当者から「職場に合わないのでは」と心配されることもあります。
中堅(30代半ば~40代半ば)
30~40代は、すでに職場で薬剤師の仕事全般を経験しており、即戦力として期待されています。その経験やスキルを活かして、将来の幹部候補や役職者にアピールすることができます。
中途採用の薬剤師が転職する際に気をつけたいのが、分野ごとのハードルの高さです。薬剤師には調剤、検査、MRなどさまざまな職種があり、未経験の分野への急な転職は負担が大きいです。
ベテラン(40代後半以上)
40代、50代での転職の場合、薬剤師としての専門スキルやマネジメント経験をアピールすることで、役員や管理職のポストを得られる可能性があります。調剤薬局やドラッグストアでの店長経験や、製薬会社での管理職経験があると有利です。
薬剤師求人の中には、長期的なキャリア形成のために年齢制限を設けているものもあり、50代の方にはミスマッチかもしれません。ただし、専門知識やマネジメント能力を備えた経験豊富な人材が求められるハイクラスな求人もあり、こうした分野での優秀な人材のニーズは根強いです。

