薬剤師の求人転職事情。主な転職先と業務内容とは?

2023年の薬剤師転職市場は厳しい?新型コロナウイルス感染症の影響

新型コロナウイルス感染が日本経済に大きな影響を与えています。薬剤師の転職市場も例外ではありません。

ここでは、新型コロナウイルス感染が薬剤師の転職市場に与える影響をデータとともに紹介し、そのような状況下で薬剤師が転職を成功させるためのポイントを解説します。

新型コロナウイルス感染拡大による、薬剤師転職市場の変化

新型コロナウイルス感染の影響は、薬剤師の転職市場にも現れています。

感染が拡大した2021年4月の処方箋枚数は前年比25%増でしたが、ワクチン接種の普及とともに徐々に減少しました。

その結果、最近の薬剤師の転職市場には以下のような変化が生じています。

  • 調剤薬局の減少
  • 年収の減少

薬剤師の主な転職先と業務内容

薬剤師の転職は主に以下の4つの分野で行われています。

  1. 調剤薬局への転職
  2. ドラッグストアへの転職
  3. 病院への転職
  4. 製薬会社・企業への転職

それぞれについて詳しく解説していきます。

調剤薬局への転職

調剤薬局とは、病院から発行された処方箋をもとに、データ入力や調剤、服薬指導などを行う薬局です。

薬剤師の不足が嘆かれており、正社員のほか、パートやアルバイトなど幅広い雇用形態があります。

近年は地域医療への参加が主流となり、かかりつけ薬剤師の需要も高まっています。調剤薬局の業務は今後ますます複雑化していくことが予想されます。

ドラッグストアへの転職

ドラッグストアは、一般用医薬品(OCT)の販売と調剤を主な業務としています。

薬剤師の範疇に入りますが、販売的要素が強く、スーパーやコンビニのように接客が一般的です。そのため、休日出勤を求められるケースもある。

体力的には大変な仕事ですが、ドラッグストアは日本全国にあるため、転職のハードルは低いと言えます。

病院への転職

病院勤務は、医療スタッフの一員として調剤業務を中心に行う責任の重い仕事です。救急医療、医療薬剤情報管理、外来化学療法室勤務など、仕事内容は多岐にわたります。

その他の職種に比べ、医療に直結した仕事であることが特徴です。

待遇は病院の規模によって大きく異なり、国公立病院は安定感があります。ただし、経験者しか採用しない病院が多いため、転職難易度は比較的高いです。

製薬会社・企業への転職

製薬会社では、MR(Medical Representative)やDI(Drag Information)、治験コーディネーターなど幅広い職種があります。

経験者が優遇される傾向にあり、営業職や事務職でも医療分野の経験や知識が求められることが多いでし。

高収入・高待遇などメリットも多いため、求人の少ない人気職種です。